• ペットと暮らす街づくり支援センター

 

 

 

 

 

 

 

ここ1年半ほどネコ10匹と生活している。

里親に出したり新たな保護ネコを迎えたりしているので、

正確には常時10匹前後がいて、今はネコ12匹と日々暮らしている。

その他にイヌが2匹いてキンギョもカメもドジョウもいる。

狭い我が家に沢山の生き物がいるものだと我ながら思うことがある。

来客があっても確実に人よりイヌネコのほうが多い。

 

そんな生活のことを人に話すと

「えー、大変ですね」といわれることが約50パーセント、

「そんなにいて大丈夫なんですか?」が約50パーセント。

前者はイヌネコを飼っていて後者は飼育未経験かなと想像している。

 

答えは「大丈夫だし大変でもないんですよ」だったりする。

イヌはイヌの生活エリアがあってイヌどうしでルールをつくる。

ネコにはネコのテリトリーがあり、それぞれ生活している。

もちろん人を中心にそれぞれが生活しているが、

特別に何かをしてあげなければいけないということはないのである。

それぞれの生活エリアを踏み越えなければなんら問題はないのだ。

 

とはいっても同じ家で生活しているのでそれなりに接触はある。

そんなときはお互いが譲り合うことと相手にしないことで、

揉め事は極力少なくて済むから簡単だ。

 

ネコの三大世話といえばご飯と水とトイレの掃除。

ネコは散歩もしないし好きなときに好きな場所で寝ている。

イヌは散歩に行くけど、人もいい運動になって一石二鳥だ。

たしかに毛が抜けて掃除の回数が増えるとか、

爪とぎを用意しないと部屋中で爪研がれるとか、

食べ過ぎて「ゲェェェェー」するとかいろいろあるが、

そのことすべてを可愛い奴めと思えるのがネコでもある。

 

たしかにネコ1匹から2匹に増えたときはいろいろ大変だった。

トイレの数を増やしたり食器を揃えたりなどなどなど…。

3匹目からはそれほど構えることもなく増えていき、

その後思い出しても困った記憶はとくにない。

 

ただし、この環境になるためには絶対に必要なことがいくつかある。

避妊去勢手術と血液検査とワクチン接種は最低限必要だ。

多頭飼い崩壊の多くは“よきせぬ命”が増えることであり、

その“よきせぬ命”がウィルス感染していたら大変なことになる。

そうならないためにも必ず必要だといえよう。

 

あとは家の面積から、一匹のネコの使える場所を考えれば

キャパオーバーなんてありえない。

寝床などは工夫次第でいろいろ考えられるし、

市販の商品もあるから探せばなんとかなるだろう。

 

ネコは身近な野生を感じられる生き物で、

それだけに魅力を感じるのかもしれない。

遊んであげてるつもりがいつの間にか遊ばれている。

いつまでも、人とペットが共存できる環境を作っていき、

そのためにはどうすればいいのかを考える。

そんなふうにすれば多頭飼いも簡単だと実感している。

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